Natural,Simple and Reasonable is best

 テ ニ ス ・ 片 手 バ ッ ク ハ ン ド

Back to the Basics and Unlock Your Potentials
         ご意見/ご質問は  をクリックしてどうぞ!    (注)毎日でも随時、内容を更新します  2018-3-16 
片手バックハンドの問題点  スイングタイプ スイングのメカニズム

  片手バックハンドの合理的なスイングタイプは、唯一、<EEタイプ>しかありません。

  
左腰に挿した日本刀の居合抜き型 ⇒ 肘延伸型 ⇒ Extending Elbow Type = <EEタイプ>
   
   私は、このスイングタイプを1980年にベオグラード(以前のユ-ゴースラビア、現在はセルビアの首都)でオーストリ-人コーチから、
   「日本刀の居合抜き」として学び、後日、このスイングタイプを肘延伸型 Extending Elbow Type =<EEタイプ>と名付けました。   
   同コーチのモットーは、身体とラケットを自然、シンプル且つ合理的に、無理と無駄を省いて 機能させることであったと思います。

   日本刀の居合抜きや、逆手に持つ短刀を振る手法は、生死を賭けた戦いで用いられた、最強のスイングタイプであり、
  これほど強力且つ合理的なスイングタイプは存在しません。 ・・・ このスイングタイプは、特別な知識や技量が必要な
  訳でもなく、これほど、素朴で自然且つ合理的で、無理と無駄を省いたシンプルなスイング打法はないのにも拘らず、
  広範な普及が、有能な指導者の不在、技術指導と継承態勢の不備、スイング理論の欠如が原因でひどく遅れています。

  ・・・ このスイング動作のポイントは、グリップをウエスタングリップとし、スイングタイプが、肘の強力な牽引機能を活用し、
  肘の先行リードによって、日本刀を相手に向けて強く引き出し/切りつける引きのスイングであることです。

 
・・・ この<居合抜き型>をテニスに応用するのが<EEタイプ>です。身体を自然でシンプル、且つ合理的に機能させ、
  小さな力で、むしろフォアハンド以上に力強く正確なスイングと打球を可能とする、理論的にも最強のスイングタイプです。

    
 
  
私は、このホームページを、硬式テニスで技術の進化が最も遅れている片手バックハンドのレベルアップをどうすれば
  実現し、広範に普及出来るのかを考え、以前、私が「日本刀の居合抜き」として学んだ、今にして思えば片手バックハンドの
  完全無欠と思われるレッスンをベースとし、数多くのテニス誌、インターネットやDVD講座などの玉石混淆の手法の
  中から、数少ない珠玉を取り入れたり、ゲームを観戦するなどし、事欠かない反面教師からも貴重なヒントを頂戴して
  私なりに理論化することで作成致しました。 ・・・ いささかでも硬式テニスの進化の一助になれば幸いです。
 
  <EEタイプ>・・・ 第1図参照 

    右肩をスイングの支点、グリップをバックハンドウエスタン/セミウエスタングリップとし、肘を前方に向けて振ると同時に、
  テイクバックで折り畳んだ上下腕を伸ばしつつ、肘のリードでラケットを打点に向けて引き出す過程で打球するタイプです。
 
  
(注)フォアハンド=<押すスイング>とのスイングのメカニズム/ヒジの使い方の違いに留意!!

   
 
(参考)フォアハンド、脇を閉めて肘を下げ、上下腕を折り畳みつつ、<ヒジの推進力+身体の捻り戻し=回転力>で
   
    ラケットを打点に向けて押し出す<押すスイング>です。

   
<EEタイプ>=<引くスイング>には体重が乗るため、<押すスイング>よりも遥かに強力ですが、
  
  
バックハンドでも、グリップとヒジの使い方を誤まった場合、<押すスイング>に変質劣化します
  
 
 <EEタイプ>基本パターンの簡易習得法グリップ/ヒジの使い方がポイント。スイングは、前方へ向けたヒジの始起動/リードで行うこと。
  
 至って、シンプルなスイング打法ですから、筆者のテニスクラブには、グリップを替えただけで、<EEタイプ>を習得できたプレイヤーが何人かいます。
  
横向きの姿勢が
基本
  
バックサイドにボールが飛んで来ると判明次第、身体を横向けとし、右肩を前方ターゲット方向に向ける。
※身体を横向きとする事で、最も力強く正確なスイング/打球を可能とし、凡ミスをかなり減らすことが可能です。
グリップ/ヒジ ラケットのスロートを左手で持って・・・バックハンドウエスタンに切り替え、ヒジを体幹から離して前方打点/スイング方向に向ける。
※これを怠ると、ラケットの打球面が被り=下方向きとなり、肘の牽引力を活用する<引くスイング>を行うことが出来ません。
  
テイクバック 上記の構えを保ったまま、上体を軽く捻り、グリップを体幹の左側(膝~胸/左肩上に行う。
※①テイクバックの位置は、時計の針の4時頃。②足腰のごく軽い捻りを伴いますが、<ハイポジションテイクバック+身体の捻り>は不要です。
スイング  ヒジを前方に向け、ヒジのリードで上下腕を伸ばしながら、ラケットを打点に向けて強く引き出す
<ラケットヘッドーグリップ(手の平/甲)ーヒジ>が作る3角形の平面上のスイングを行うのがポイント。
※①スイングとはヒジを振ることです。②右肩がスイングの支点なので、スイング中/インパクト後も右肩を不動に保つこと。
フォロースルー ラケットと肘を前方に突き出した形で力を抜き、フイニッシュする。
※右肩をスイングの支点とするバックハンドではインパクト時に前肩を動かさずに、後ろ肩も開かずに後に残すのが鉄則です。
 
   第1図 <EEスイングタイプ>(概念図)  


     肘のリードにより、肘から先で
     扇形を描くスイングです



    第2図 バックハンドの手の平  
  

   ウエスタン/セミウエスタングリップの場合、
  フォアハンド/バックハンドの双方とも、
  手の平とは、ヴィーナスヒルを意味します。


   ヴィーナスヒルは謂わば、手の平の真芯です
   真芯を外しては、強いグリップを造れません


 
   第3図 バックハンドグリップ
 

  
  
     トップスピンを打つにはバックハンド
    ウエスタン/フルウエスタンが必要


   
  (1)グリップ=バックハンドで最も重視されるべきはグリップです・・・ボールを打つのは手の平です・・・第2/3図参照
    
 
  手の平が向く方向は、①ラケットの打球面の方向、或は②スイング方向と完全に一致しなければなりません。

   ボールを打つのは手の平です。グリップは、
<手の平と打点>双方に合わせて造らねばなりません

   バックハンドショットの適切なグリップは、打点に合わせた自然なグリップ、即ち、ラケットの打球面の真裏に
   手の平を添えて強く支え、ボールの強い衝撃にも耐え得る、下記グリップに限られます。

     (注)バックハンドの場合、手の平とはヴィーナスヒル(第2図)を意味します。

    バックハンドウエスタングリップ ・・・・・ フラット、トップスピン、ボレーに最適

   バックハンドセミウエスタングリップ ・・・・・ スライス、ボレーに最適


   コンチネンタルグリップ=サービスや、男性ダブルスの平行陣のボレーの頻繁な打ち合いなどで、グリップチェインジの
    時間的余裕がない場合には不可欠の応急グリップであり、ボレーの基本グリップとするのは間違いです。   

   
グリップと肘の関連性 ・・・ グリップをバックハンドウエスタン/セミウエスタンとするだけでは、手の平(ヴィーナスヒル)と
    ラケットの打球面が被って(下方を向いて)打点/前方スイング方向に正確に向けることが出来ません。
    <EEタイプ>のスイングを行うためには、肘を、体幹から離してスイング平面上に上げて前方に向けると
    同時に、手の平(ヴィーナスヒル)とラケットの打球面をしっかりと前方に向けることが絶対条件です


  
陥り易い誤操作 殆どのプロ選手は、①フラット/トップスピンにはバックハンドイースタン/またはセミウエスタンを、②スライスとボレーには
    コンチネンタルを使用していますが、①は手の平/打点と不一致であり、②は手の平と不一致ですから、ボールを強く打つことが出来ません。
    ①②の共通理由はプロ選手は手の平に合わせたグリップの造り方を知らないため、①の理由は更に、プロ選手が打点の位置が実際の位置よりも
    身体に近い位置にあると思い込んでいるからと思われます。
    ①の場合、プロ選手は打点に合わせて手首をコックすることにより、ラケット面を調整していますが誤りです。
    ・・・これらの誤りは全て必然的にスイングスピード/パワーダウンとコントロールミスを惹起します。
    
   
(参考)宮本武蔵が五輪書で、刀の持ち方でも手の使い方でも、固定し、固着してはならないと戒めています。「固着しているとき、
    それは死の手となり、流動しているとき、それは生の手となる」ということですが、心身を固着/固定すると自由闊達な動きを妨げ、
    真の技を無限に発揮することが出来なくなるからです。これは武術にも、スポーツにも適用される金言だと思います。


   
 
  (2)スイングの支点とスイング軌道・・・バックハンドの場合、スイングの支点は前肩です。・・・ 第4/5図参照

  *<EEタイプ>のスイングは、前肩を支点とする自然なインサイドアウト軌道の中でボールを捉えて打つのが基本です。
   ・・・ 自然なインサイドアウトのスイング軌道上でボールを打つ場合に、スイング/打球が最速/最強となります
    
  *打球の時点では、スイングの支点となる前肩を動かさずに・・・後ろ肩を開かずに・・・キープするのが基本です。
   ・・・身体の捻り戻しを行うとしても、前肩がターゲット方向に向いた時点で前肩の回転を停止すべきです。

   
陥り易い誤操作 殆どのプロ選手はバックハンドのスイングの支点が右肩にあることを知りません。そのため、スイング時に
     身体の回転を止めようとはしませんが、スイングの支点が動くと、必然的にスイングパワーが減衰しますから、誤りです。
 

 
  (3)バックハンドの打点の位置/高さ ・・・ 第5図(フラットの打点)参照

 *
打点の位置 : フラットを打つ場合、バックハンドの打点は、フォアハンドの打点よりもほぼ両肩幅分だけ遠い前方にあります。
         スイング角度が仰角/俯角となるトップスピン、スライス、ボレーの打点はフラットの打点よりも身近に位置します。

 *打点の高さ : フォアハンドの打点の高さ(=腰付近)よりも、バックハンドでは約20cmほど高く、胃から鳩尾付近です
        ・・・ 最もスイングに力を入れ易い打点の高さは胸(鳩尾付近)です。
        ・・・ ボレーを最も強く正確に打ち易い打点の高さは、眼の高さです。


 
(参考)綱引きは利き腕の肘を、ほぼ胃から胸(鳩尾付近)の高さに上げて綱を引く場合に、肘の牽引力が最高となります。
   
 バックハンドショットも、物理的に肘を胃から胸の高さで振る場合、最強のスイング/打球が可能となります。

  陥り易い誤操作 プロ選手がフラット/トップスピンにはバックハンドイースタン/またはセミウエスタンを使用しますが、どちらも
    打点にも手の平にも合致せず、誤りです。理由の一つは、彼らがバックハンドの打点の正確な位置を知らずに、誤って、実際の位置よりも
    身体に近い位置にあると勘違いしているからだと推測されます。
    


      
  
(4)スイングと打球・・・スイングとは肘を振ること/スイングの主役は肘です/ボールを打つのは手の平です

    <EEタイプ>は、脇を開け、肘を上げて前方へ向け、上下碗を伸ばしつつ、<肘の牽引力>で
   ラケットを打点に向けて引き出す<引くスイング>であり、スイングの主役はあくまで肘です。


   *スイングとは利き腕の肘を振ることです。肘を強く振らなければ、ボールを強く打ち/飛ばすことはできません。
  
(参考)スイングの原動力は、バックハンドの場合、肘の牽引力、フォアハンドの場合、<肘の推進力+身体の回転力>です。

  
※大切な肘の使い方=ラケットと下腕、つまり<ラケット⇒グリップ⇒肘>を一体として、①フラット&トップスピンを打つ場合は
   コート面に水平に、②スライス&ボレーを打つ場合にはコート面に俯角に、構えてスイングを行うのが基本です。
   こうすることで、①手の平とラケット面を、②手の平とスイング方向を、正しく打点に向けることが可能となります。 
   

   
  肘の機能・・・肘はスイングの主役です。肘はエンジンであり、スイングをリードする方向舵です。

  *牽引機能=肘の大切な機能は、バックハンドの場合、前輪駆動のフロントエンジンとして、ラケットを打点に向けて
   強く、速く引き出すスイング牽引機能です。<EEタイプ>は肘の小さな動きで、ラケットを高速、強力に引き出せる
   極めて効率的な、自然で、シンプル且つ合理的な<引くスイングタイプ>です。  

  *方向舵機能=肘は、①手の平とラケットの打球面をしっかりと打球方向に向けると共に、②スイングを打点に向けて
   正確にリードする重要なスイング先行主導機能を持つ方向舵/司令塔です。

     ・・・ ※そのためには、肘を、しっかりと前方に向けた状態をキープして、スイングを行わねばなりません。
  
   
    <引くスイング>と<押すスイング>・・・スイングは肘の使い方によって、4種類に分類されます

  
 ・・・フォアハンドとバックハンドとではスイングのメカニズムが大きく異なることに要注意!

  <引くスイング>   バックハンドフラット/トップスピン/スライス/ボレ-  スイング軌道はインサイドアウト
   
    *肘をインパクト直前まで先行させ、肘の牽引力でラケットを打点に向けて引き出すスイング
   
・・・グリップは、バックハンドウエスタン/セミウエスタンとし、肘を前方に向けてスイングするのがポイント!

  
引くスイングには体重が乗りますから、スイング/打球パワーは非常に強力です。
    従って、スイングパワーの補強目的の身体の捻り/捻り戻しは一切不要/禁物です。
 

 
 2  <押すスイング>  フォアハンドフラット&トップスピン  スイング軌道はインサイドイン
   
     *フォワードスイング開始時点から、手の平を前方に向け、ラケットを肘の推進力で打点に向けて押し出すスイング
     
  
押すスイングには体重が乗りませんから、身体の捻り戻しなど追加パワーアップ策が必要不可欠です。

 3   <準・引く⇒(押す)スイング>  フォアハンドスライス & ボレー  スイング軌道はほぼ直線
    
  *終始、グリップを先行させ、肘(+グリップ)の牽引力によって、ラケットを打点に向けて引き出し⇒/押し下げるスイング

   ・・・グリップの先行、手の平/グリップエンドを前方スイング方向に向けて行うスイング=準・引くスイングです。
     ・・・スイングに多少体重が乗り、ボールにかかる逆スピンの浮遊力もあり、ボールは良く飛びます。

 4  引⇒押スイング  フォアハンドサービス、スマッシュ/ハイボレー  スイング軌道は円形/ほぼ直線
   
   *ラケットの振出時点では、<引くスイング>、直後にプロネイションで、打点に向けて<押すスイング>に変換するスイング

    ・・・フォア/バック双方の最強原型スイングタイプのハイプリッドタイプなので、打球は最強

  (参考)<引くスイング>は<押すスイング>よりも、遥かに強力です
     鋸は木材を切る場合、体幹に向けて手前に引けば、容易に切れますが、前方に向けて押しても切り難いのは、
     <引くスイング>には体重が乗りますから強力ですが、<押すスイング>には体重を乗せ難いからです。


   陥り易い誤操作  プロ選手は皆、バックハンドのスイングのメカニズム/肘の機能と使い方が、フォアハンドとは大きく異なることを知りません。
     グリップミスに起因する力不足を、肘の推進力や身体の捻り/捻り戻し(回転力)でカバーしようと<押すスイング>に注力しているのは間違いです。
     更に彼らは、「スイングとは肘を振ること」を知りませんから、スイングで肘が強く振られていません。

  
 肘がスイングの主役ですが、スイング時に陥り易い肘の誤操作
   ①インパクト時点以前に、上下腕(肘)を伸ばし切ってスイングを行う、或は、肘を折り曲げたままスイングを行う操作。
   ②手首を捻るなどして、ラケット面の調整を行う操作・・・この場合、手首の動きと連動して、肘が外方(そっぽ)を向きます。
   ③スイング中に、スイングをリードする肘の方向を前方から逸らし、僅かでも下方或は横向きとする操作。
   ・・・①②③の結果、肘のラケット先行主導牽引機能が封殺され、ボールを強く打つことが不可能となります。
 
 

      
 
   (5)バックボレーはスライス(ストローク)のミニ版(縮小版)であり、 ・・・ ストロークの核心部分です ・・・ 第6図参照

   *バックボレーは肘の牽引力を活用して、スライスで打つべきショットです。身体を横向きとし、上下腕をやや斜め下方に
    伸ばすスイングを行えば、最強のスイング/打球が可能となります。
   
   ・・・ ラケットを縦気味に構えて、ラケット面を上から下へ引き下ろす<引くスイング>で打球を行うのが基本です。
   ・・・ ラケット面をやや斜め上向きとし、反射角の応用で、ごく軽いタッチでボールを力強く正確に飛ばせるショットです。

   *バックボレーのスイングは、もう20-30年以上も以前に、スライス(ストロークの縮小版)でスイングして打つのが
    基本だと主張したコーチがいましたが正解です。
   
         
   *グリップはバックハンドセミウエスタンとし、スイングはスライスとするのがベストであり、基本です。    
   *前肩をスイングの支点とする直線的/コンパクトなスイングを行い、インパクト時点でスイングを停止するのが基本。
   *最初に造ったラケットの打球面の構えを崩さずにスイングが可能なスライスで打つのが基本です。

   スライスのメリット=①瞬時にコンパクトな構え造りとスイングが可能。②<引くスイング>なので強いスイング/打球が可能。

    (参考)物理的には、<バックハンドセミウエスタングリップ+スライス>で凡ミスの回数をかなり減らせます。
    
アマ、プロを問わず、バックボレーを大の苦手とするプレイヤーが非常に多いのですが、<EEタイプ>の
     バックボレーほど小さな力で力強く正確な打球が可能で、楽チンな省エネ・エコショットは他にありません。
     ・・・ 理論的にも、 唯一、<ラケット-グリップ-肘-肩>が作る4角形の平面上のスイングが最速、最強、
      最高効率の理想的なスイングタイプだからです。


      陥り易い誤操作 手の平/スイング方向とは正反対方向を向くコンチネンタルグリップ自体が間違っていますから、ボールを
        強く打つことも出来ません。打球は兎角弱くて浮きやすく、コントロールも良くないので、相手に容易く拾われて、手厳しい
        カウンター/パッシングショットを喰らうのが落ちなので、パワーとスピードが重視される近未来にはもはや通用しません。
        ※バックボレーミスは<コンチネンタルグリップ+フラット>の場合に多発します
          何れ、将来は、<バックハンドセミウエスタン+スライス>がバックボレーの基本/スタンダードとなる筈です。


 
    (6)トップスピン=ラケットを下方から上方へ強く振り抜いて、ボールを擦りあげるのが基本です。・・・第2/3図参照

  
<EEタイプ>のフラットは、軽いタッチで強く、遠方まで飛び過ぎるのでトップスピンを掛けることが不可欠です。
   ラケット面をやや被り気味の状態として、ラケットを下方から上方へ強く鋭く振り切ってスピンを掛けるのが基本です 

   トップスピンは、ラケット面の上から下へとボールを擦りあげてスピンを掛けるショットです。ボールとラケット面の接触
   時間を長くするために、ラケットを、ラケット面が下向きの状態から縦気味に振り出し/力強く振り抜くのが基本です。

   *グリップを、バックハンドウエスタンとする事が最低条件です。ボールをライジングで捉えるのが効果的です。


   
*また、理論上の打点よりも少々手前でボールを捉えれば、ラケット面が未だやや被り気味なので、スピンがかかります。
     ・・・ この時点では、未だ肘が伸び切っておらず、肘の牽引力がピークとなるので、強力なスピンがかかり易いと思われます。 

   
*バックハンドウエスタンよりも、握りがやや厚いバックハンドフルウエスタンで打つと、確実に鋭いスピンがかかります。
 
   ◆陥り易い誤操作 手首のスピネイションで打つプロ選手や、スピネイションを奨めるコーチがいますが、スピンはかかるものの、
     プロネイションを使うフォアハンドとは異なり、ヴィーナスヒルの当たりが薄くて弱く、球威が相当低下するだけでなく、コントロールが
     不安定で乱れる大きな欠点があります。通常のフラットショットの3倍の力?を要すると言われる強烈なトップスピンを、小手先で
     打つことなどできません。

   
※トップスピンは本来、ラケット面を縦気味に使ってボールを擦りあげるのですが、<グリップミス+横振りのフエイクタイプ
     スイング+スピネイション>では常時安定した強力なトップスピンを掛けることなど到底できる筈もありません。

 
 第4図 自然なスイング軌道=円軌道(概念図)
          
  
   自然なスイング軌道の中でボールを
   捉えた場合、打球は最強となります。
 
  第5図 フラットの打点の位置 (概念図)
  
  バックハンドの場合、トップスピン、スライス、ボレーの
  打点はフラットよりも体幹寄りです。 
 
 第6図 スライスとボレースイング(概念図)
          
  
    ボレーはスライスのミニ版です。
    最初に造ったラケット面を崩さずに
    スライスで直線的にスイングを
    行うのが基本です。
 
 (7)打球の構え=身体を上体だけでも横向きとし、打点が低い場合、身体の重心を下げて対処するのが基本です

    ①身体を横向き・・・極力上体だけでも・・・横向きとするのが基本です・・・肘の機能を巧く活用するための必要条件です。 
   
・・・ 以前、ナブラチロワも述べていましたが、手(肘)を体幹の近くで動かす方が力強く正確なスイング/打球が可能となります。
      前向きの場合、肘が体幹から離れ、打球域も狭まるため、力強く正確なスイング/打球が難しくなります。

   ②打点が低い場合には、打点の高さに合わせて膝を曲げ、腰を落として身体の重心を下げることが基本です。
   
・・・ 適切な打点の高さがフォアハンドよりも高いバックハンドでは、特に要注意です。

   ③また、テニスは足ニスです。適切な打球地点に素早く移動することが基本です。
   
両足の構え/スタンス=上体の構えが正しければ、 通常、足の構えは自動的に整います。 
  
   ※以上により、ラケットの面造り、打球の強弱、飛行距離と方向の正確なコントロールが極めて容易となります
    身体を横向きとする事で、バックハンドの場合、体幹をスイングの支点とする自然なスイング軌道=
    牽引/打球域をより長くすることが可能となり、前向きの場合よりも力強く正確なボールを打ち易くします。 
 

 
上達の遅れ/停止と凡ミス多発の最大の原因は、上記①②③の基本動作を怠ることにあります
 

 
   ※テイクバックストレイト(直線的)orダイレクトテイクバックが基本です。クルム伊達公子さんKDK方式です
   
   
バックハンドのテイクバックは、近未来には、直線的テイクバックがスタンダードとなる筈です。その理由は:

   ①テイクバック即、ラケットと肘の、適切なフォワードスイング開始位置へのセッティング完了でなければならない。

   ②時間と動作の無駄を省き、コンパクトに、打点の真後ろ、自然なスイング軌道の延長線上に正確なラケットセットができる。

   ③肘のラケット牽引スパン(=ラケットが肘を追い越すまでの距離)を最大とするラケット/肘の構え造りが可能。

   ④<EEタイプ>=<引くスイングタイプ>にはパワーアップのための身体の捻り/捻り戻しは不要だからです。


  
陥り易い誤操作 ハイポジションテイクバック=×:上記①②③とも実行不可能/困難となる欠点があり、振り遅れとなる恐れもあります。
    また、バックハンドのパワー不足を補う、身体の捻り/捻り戻しを行う目的で、フェデラー式のハイポジションテイクバックを熱心に推奨する、
    コーチがいますが、間違いです。何故なら、スイングに体重が乗る<EEタイプ>=<引くスイング>には、身体の捻り/捻り戻しは不要且つ無駄、
    むしろ有害無益だからです。

    

  
 (参考)私の知る限り、プロ選手も筆者のテニス仲間も、片手バックハンド巧者は、誰もハイポジションテイクバックなどしませんから、
    テイクバックフォームはコンパクトです。近所の中学校の軟式テニスの練習風景を何度も見ていますが、練習生はダイレクト
    テイクバックに慣れているようです。・・・コーチが熱心にサーキュラーテイクバックを教えていましたが、完全に無視されていました。
    
 
  (8)フォロースルー=前方上方へ肘とラケットを突き出し、力を抜いてフイニッシュするのが基本です

  *<EEタイプ>のスイングは、インサイド・アウト気味のスイングが基本です。インパクト時には、身体の捻り戻しを行うとしても
   右肩が前方ターゲット方向を向いた時点で停止し、スイングの支点となる前肩を動かさず、従って後ろ肩も開かずに
   ラケットと肘を前方へ突き出すフォームで、力を抜いてフイニッシュするのが基本です。 
   ・・・上下碗を180度振り、・・・ 例えば、振出し時のラケットの位置を時計の針の4時とすると、フォロースルー/
     フイニッシュ時を10時とする事です。

   
・・・ 昔から、バックハンドでは後肩を開かずにフイニッシュするのが鉄則でした。
 

    陥り易い誤操作 フェデラー式に、胸を張り、左手を背後に伸ばし、力み返った大袈裟で、見苦しいフォロースルーを奨励する
     コーチがいますが、それはフェイクタイプスイングの証拠/結果に過ぎないのであって、間違いです。
     ・・・前肩をスイングの支点とする<EEタイプ>片手バックハンドではやってはならない操作です!

   
(参考)片手バックハンド名手は、さような操作を致しません。スイングフォームはコンパクトで、力みが見られません。
    ・・・ バブリンカやスアレスナバーロなど、WIKIPEDIA などのプロ選手名鑑に、片手バックハンドの強打を有力な武器とすると紹介された
     片手バック巧者のプロ選手は、常時にではありませんが、偶々、<EEタイプ>のスイングを行った際には、フォロースルーは例外なく
     コンパクトに・・・ラケットと肘を前方に突き出したフォームで・・・フイニッシュしています。
      
 
   
 
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